電気工事士の関連資格を徹底解説! パワポ&動画

設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
私は第2種電気工事士に1発合格しております!

電気の知識・技能は需要が尽きることがなく、安定して自身の市場価値を高めてくれるものです。

電気工事士だけに限らず、更にスキルアップするなら、関連資格も取ってしまいましょう。

ということで、今回は電気工事士の関連資格を徹底分析していきます。

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

評価基準

本題に入る前に、今回取り上げる電気工事士の関連資格の評価基準について解説します。

評価基準として3つの項目を用意しており、それと私の補足コメントでまとめております。

まず評価基準の1点目は難易度ですね。

電気工事士を3とした場合の5段階評価でまとめております。

次に2点目は勉強時間です。これは受験者のバックグラウンドにより個人差がありますので、

ゼロベースで学習した場合に最低でどれくらいかかるかを想定して算出しております。

最後に3点目がコスパですね。勉強時間や市場価値などを加味して5段階で評価します。

こちらも電気工事士を3とした場合の5段階評価で表示しております。

以上の内容で実際に自分が学習した上での経験則で解説していきますが

私は元々、IT系が得意なこともあってか、電気通信系は簡単に感じていて、どうしてもそういった個々人の適性や主観が少し混ざってしまっているのはご了承ください。

関連資格7選

電気工事士の関連資格として挙げられるのは、こちらの7点となります。

とりあえず最初は名前に「電気」と付くものから解説していきます。

いずれも、セットで合格しておきたいのは言うまでもないです。

それでは上から順番に触れてまいります。

①認定電気工事従事者

1点目の関連資格は認定電気工事従事者となります。

こちらは試験はなくて、第2種電気工事士合格後に講習を1日受講したら取得できる資格です。

電気工事士との役割の違いとかは話が逸れるので、他の記事で語りますが

ザックリいうと第2種電気工事士合格後に取ると、従事できる業務が増える拡張パックみたいなものです。

講習を受けるだけでよくて、特に修了試験もないパターンなんでお手軽さは随一でしょう。

とりあえず履歴書の資格欄に埋めるものが無いなら受講してネタにするのが良さげです。

こちらと同様に、特別教育系で低圧電気と高圧電気取扱者があり、講習受講のみで取得できます。

ただまあ、認定電気工事従事者以外の講習系電気資格は受講費用も高く、数日縛られるので、自腹で受けるほどの資格ではないと思います。

あ、私のようなマニアは別ですよ笑

②電気通信工事担任者

2点目の関連資格は電気通信工事担任者となります。

私は総合通信だけ取得してるので、総合通信をベースにスライドにまとめております。

電気工事士と同様に、電気回路の問題はお馴染みですのでセットで勉強すれば効率的に取得が見込めますね。

電気通信工事担任者は、何種類か区分があって、最上位である総合通信は電気工事士よりも難しいかもしれないです。

まあ技能試験が苦手で不器用な人からしたら、第1種の電気工事士よりも簡単かもしれないですね。

2級デジタルや2級アナログとかならば、電気工事士よりも簡単で、なおかつCBTでいつでも受験できるので手軽にチャレンジできるのも利点です。

また、AND・OR回路のような論理回路、2進数計算等のIT系の出題も多いので、そっちが得意な人は簡単に取得できるかもしれません。

③電気通信主任技術者

3点目の関連資格は電気通信主任技術者です。

こちら伝送交換と線路の2種類がございますが、私は伝送交換だけ合格してるので、そちらをベースに解説してまいります。

役割は違いますが、難易度や位置付け的には電気通信工事担任者の上位資格と言っていい資格です。

雑な言い方をすると電気工事士と電気主任技術者の関係性に近いです。

ちょくちょく電気回路の問題で電験三種並みに鬼畜な問題が出てきます。

鬼の8択問題があって、消去法のマグレで得点ができない出題方式になってて難関資格ですね。

更に伝送交換だと、最新のIT技術もバンバン出題してくるので過去問率が低く、対策困難です。

過去問率が高くなっている電験三種よりも、もしかしたら難しいと感じる方もいるかもしれないです。

私は電験三種の方が難しいしキツイ気がしますが、知人の電気系エンジニアは電気通信主任技術者の方がキツイといってましたね。

その割に知名度が低いのでコスパは最底辺としました。でも免許証がカッコいいんで私のお気に入り資格です。

④電気主任技術者

4点目の関連資格は電気主任技術者です。

この資格の強さは、本記事に辿り着くような人なら言わなくとも分かる気がしますね笑

電気系最強の国家資格であり、設備系資格の中でも最高クラスの需要を持ってると言えます。

ただまあ、勉強時間はとんでもなくかかるので、コスパは★4としてます。

5段階評価の便宜上、難易度も★5としてますが個人的には★10です^q^

「理論」「機械」「電力」「法規」の4科目に合格する必要があって、私は理論と法規の2科目を500時間かけて合格できました。

かなりの力技ですが、過去問30年分ほどやり込んだら80点台で安全に科目合格できました。

残りの「機械」「電力」の2科目は継続学習中ですね。今は全く電気と関係ない社内SEの仕事をしてるので、IT技術の勉強と並行学習中なのでグダグダですけど^q^

近年は電気技術者の人手不足もあってか、過去問率が高くなって取得しやすいと思われます。

私が直近で受験した令和6年8月の筆記方式でも過去問率が高かったのを実感しております。

詳細は電験三種の記事でまとめておりますので合わせてご覧ください。

⑤消防設備士甲種4類

5点目の関連資格は消防設備士甲種4類になります。

消防設備士は甲種と乙種があり、甲種は受験資格として一定の学歴や実務経験が必要となりますが

電気工事士を所持していれば甲種の受験資格を確保することができます。

消防設備士は何種類も区分がありますが、中でも甲種4類は自動火災報知設備を取り扱う資格で、電気的な知識が必須のため電気工事士と相性が良いです。

特にクセの強い記述方式の製図試験では電気工事士で学ぶ複線図のような勉強が必要なので、

電気工事士を取得できる人なら同様に消防設備士甲種4類も合格可能だと言えます。

甲種4類は需要が高いことから、市販の参考書も多くて試験対策がしやすいので、とっつきやすい資格ともいえるので非常にコスパの良い資格であると思います。

私も甲種特類を取得したら消防設備士はコンプリートなんで、引き続き挑戦していきたい資格となっておりますね。

⑥消防設備士乙種7類

6点目の関連資格は消防設備士乙種7類となっております。

漏電火災警報器を取り扱うことができるようになる資格で消防設備士の中でも

ちょっとマイナーな資格ですが、電気工事士とセットで受験するなら非常にお得な資格です。

この消防設備士試験は学科試験はぶっちゃけ電気工事士の筆記試験より簡単でして、肝心の合否の分かれ目は記述方式である鑑別試験や製図試験となっております。

乙種は鑑別試験しか記述試験はないのですが、乙種7類に関しては電気工事士を取得していると鑑別試験を全て免除して受験することができてしまいます!

設備系の業界に転職したくて、電気工事士だけでは心もとない場合などで、

とりあえず「消防設備士も持ってます」と見繕うためなら、これほどお手軽な資格はないと思います。

⑦その他

7点目として、その他に相性の良い関連資格をまとめました。

いわゆるビルメン4点セットと言われる設備系資格ですね。

電気だけに限らず、熱源設備や薬品知識も関連資格で一式そろえる事で市場価値が高まります。

この中だと、危険物乙4はまだ取得してないのであれば優先的に取得しておくべきですね。

電気工事士と危険物乙4は手っ取り早く就職・転職するという観点ではコスパ最高ですからね。

冷凍機は1番易しい3種であっても難しく、暗記だけでは合格できないので文系泣かせの資格かもしれませんね。

詳細は関連動画にて解説しておりますので、合わせてご覧ください!

まとめ

今までのお話を表にまとめました。おさらい用にご覧ください。

私も引き続き、電験三種を狙い、そのあとに電工1種を筆記免除で狙うルートを想定して

更に電気工事施工管理技士も取得していきたいと思ってます。

あとは電気通信主任技術者の線路の方も挑戦予定です。

偉そうに語っておいてなんですが、まだまだ私も電気系の資格は修行中ですね笑

並行でITと法律の資格も勉強していきたいので困ったものです。

電気工事士だけに満足せず、色々と挑戦していきましょう!

以上、電気工事士関連資格のまとめでした。

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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