社内SEへの転職に有利な資格を現職SEが徹底解説!

IT業界談

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どうも脱線おじさんです。
私は転職活動1ヶ月以内に、社内SE求人に複数内定を頂き優良企業に転職できました!

今回は面接で高評価で、有利に働いた資格を徹底解説いたします。

それでは本題に触れてまいります。

動画版

動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~

目次

本記事の目次です。

自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。

詳細は下記の記事にてまとめてあります。

情報処理技術者試験

それでは本題に入っていきます。

社内SEはエンジニア職ですので、やはり有利に働く資格として第一に挙げられるのはIT系唯一の国家試験である情報処理技術者試験ですね。

色々な区分の試験がある情報処理技術者試験ですが、今回は私が実際に面接官に注目された区分の試験に焦点を当てて話をしていきます。

まず高度情報技術者試験の1つである、情報処理安全確保支援士が挙げられます。

情報処理安全確保支援士はセキュリティ関係の国家試験で最難関と言われており、IT業界ではトップクラスに評価の高い資格です。

このレベルまで合格してる人財は少数で、面接で大きな差別化に繋がること間違いなしです。

実際に配属予定部署の面接官には注目された資格で、どうやって1発合格できたのか興味深く質問された記憶がございます笑

私がかつて大手IT企業に在籍していた時も、資格手当のランクが最上位となってた資格です。

ただ、IT部署以外では知名度が低く、情報処理安全確保支援士と聞いて「何それ?」って総務や人事の方からは反応されましたね。誠に遺憾です笑

続いて、基本情報・応用情報技術者が挙げられます。

この2つは社内SEに限らず、多くのIT企業求人でも歓迎資格として頻繁に掲載されてますね。

採用窓口となる人事にも知られてる資格で知名度は高度情報よりも勝る気がします。

社内SEとして何社か在籍していた経験上、情報システム部にいる優秀な人はだいたい応用まで持ってる人が多いです。

よって、求人に対しての応募が多いと、選考コスト削減のために基本情報・応用情報を所持してるかどうかで書類選考でフィルターをかけてくる可能性があるのではないかと憶測しております。

ベンダ資格①開発

続いて、面接で有利に働いたベンダ資格について解説します。

まず開発系のベンダ資格に焦点を当てて解説します。

特に評価されたのはOracle MasterとJavaですね。

Oracle Masterは複数社の社内SE求人の面接を受けましたがAWSと並び評価が高かったです。

私的にはCCNAやJavaの方が評価されると思ってましたが、それよりも食いつきが良かったです。

実際に業務に入って分かりましたが、社内SEは業務データの管理が日常的な業務となっており

SQLやDB管理の知識証明は日常業務に実用的であるからこそ、高評価だったと実感してます。

面接でもSQLの構文、句の理解について細かく聞かれた記憶がございます笑

続いてJavaですが、歴史あるプログラミング資格ですので安定して評価された資格です。

いま流行りのPythonの資格を持ってることも評価されましたが、それでも注目度はJava Silverを取得している点の方が上でした。

たまたまOracle Masterと同時期に合格してたので、セットで所持してる点が好印象を持たれました。

本格的な業務アプリは業者に依頼しますが、小回りの利くアプリ開発を将来的にできる人財を探していると面接官に言われたので、そういった点でもセットで刺さる資格だったようです。

また私はネットワーク系が専門ですが、簡易なテストツールも開発してたので、それを面接でもすかさずポートフォリオとして持参したら物凄い評価で「理想の人財!」と面接官に感激されました。

ベンダ資格②インフラ

続いてインフラ系で評価されたベンダ資格を解説します。

特に評価が高かったのはLPICとCCNAでした。

私はLPICは最上位のLv3まで取得しており、面接官にも「Lv3まで取得してるのは本当に凄い!」と言われて嬉しかったですね。

また、大手IT企業にいた時もサーバ系の案件は未経験でしたが上司にも「サーバ系の上流工程をやりたかったら、優先的に紹介するよ!」と高く買われてた記憶があります。

Lv1までは暗記で合格できますが、Lv2以上はコマンド知識以外にもログ分析を筆頭に、思考力が必須ですので評価が高い資格です。

社内SE業務としても、端末制御用のコマンドを埋め込んだツール開発等、小回りの利く技術をアピールできるので実践的ですね。

これもJavaと同様にポートフォリオがあると転職無双確定は言うまでもないです。

CCNAもネットワークエンジニアの登竜門として歴史ある資格ですので評価が高かったです。

現状、日に日に難化してるので評価も同様に上がっている資格ではないかと思われます。

社内SEの実務でも、端末のIP管理、資産台帳整備、通信障害に対するトラブルシューティングで真っ先に頼られるようになるので無双できますよ!

CCNAはアクセスコントロールリストを筆頭にセキュリティ知識も証明ができるので、情報処理安全確保支援士とセットでセキュリティ人財としての将来性を私は高く買ってもらえましたね。

ベンダ資格③クラウド

クラウド系のベンダ資格で評価された資格を解説します。

突出して評価が高かったのが、AWSのSAAになりますね。

おそらくベンダ資格で最も、面接で食いつきがよく評価が高かった資格だと思われます。

AWSの資格は何種類もありますが、最も人気のSAAを合格しておけば間違いないと思います!

社内SEの観点で言うと、AWS SAAで学ぶコスト管理や契約プラン理解が実用的ですね。

直接AWSの操作をするのは業者に任せる事が多いですが、

業者に発注をして要件定義をしていく側の社内SEとしては、大まかにどういったコスト、プランで契約するか判断するための知見は必須であると考えております。

AWSの次に評価が高かったのはAzureですね。

特にActive Directoryを筆頭としたアカウント管理業務は社内SEでは日常茶飯事ですので、Azureに関連した経験・資格があると汎用性の高い市場価値を確保できること間違いなしです。

余談ですが、私は面接でAWS・Azure・GCPの3大クラウド技術の各種認定資格を3ヵ月で複数取得している話もしたら物凄い評価が高くついた記憶がございます笑

マネジメント系資格

マネジメント系の資格で評価された資格を解説します。

特に評価されたのは宅建、日商簿記、FPとなります。

宅建は、ITとは無関係に見えますが評価が高かったです。

何故かというと、宅建等の法律系資格を所持してる事で証明できる、法律への高い知見はシステム監査・ISMS取得、個人情報保護法への業務システムの適合等といった業務において

IT技術と管理業務の両方に適性が高いと判断されて重宝されるからですね。

社内SEはとにかく、広く浅く様々な業務に携わりますので、

技術者として特化してる人間が敬遠しがちな監査・コンプライアンス対応といった痒い所にも手が届く人財は希少価値が高いです。

続いて日商簿記・FPも同様に評価が高かったのですが、その理由としては

主にシステムやソフト開発をベンダに依頼する際の発注業務や

PC、ソフトウェアライセンスの購買処理といった業務で会計知識があった方が良いからであると思われますね。

基本情報や応用情報でも技術とは全く違う、会計寄りの出題がありますが、その理由はまさにここにあると思ってまして、上流に行けば行くほど、マネジメント系の知識は必要不可欠ですね。

そういった理由もありますが、やはり法律・会計・財務よりの資格は採用窓口となる人事からの印象が高いので、社内SE求人に限らず汎用性の高い市場価値を確保できる資格と言えます。

私は社内SE以外の転職をしてた時も、宅建・簿記・FPの3点は高確率で評価されてたので間違いないです。

その他

その他にも社内SEの転職に役立つ資格がありまして、結構重要な話をしていきますよ。

何があるかというと、ズバリ「直接」業務に繋がる業界資格となります。

少々、会計知識が無いとピンとこない言い方なので補足しますと、

業務というのは「直接業務」と「間接業務」の2つに大別することができまして、

「直接業務」というのは企業の売上・業績に直結する業務を言います。

例えば、営業や工場製造部門等になりますね。

「間接業務」というのは企業の売上・業務に直結はしないが、「直接業務」を支援する業務を言います。

例えば、人事や本動画のテーマである社内SEが挙げられますね。

以上の用語を踏まえた上で、最初に述べた評価されやすい「直接業務」に繋がる業界資格とは何か具体例を見て考えていきましょう。

1つ目の例として、工場の社内SE求人を考えてみましょう。

この場合、直接業務は工場・設備系の資格となりますよね。つまり電気工事士や危険物取扱者が「直接業務」に繋がる資格であると言えます。

続いて2つ目の例として、銀行の社内SE求人を考えてみましょう。

この場合、直接業務は金融・保険系の資格となりますよね。つまりファイナンシャルプランナーや年金アドバイザーが「直接業務」に繋がる資格であると言えます。

ということで、直接業務に繋がる業界資格のイメージはつかめたかと思います。

では、これらの資格を取得しているとなぜ、評価が高くなるか解説します。

社内SEは間接業務ではありますが、その勤務先企業の直接業務となる、いわば本業についても理解していると、日常的に操作をする業務データの本質が見えてきます。

本質が見えると何が良いかというと、直接部門からのシステム関係の依頼が来た時に

その依頼・申請書の緊急性や温度感が、直接部門の資格を持ってない人よりも分かり易いという点があります。

またシステム設計をする際に、直接業務の業界特有の事情やシステムにクリティカルと言っていい箇所はどこかといった点を把握するのに役立ちます。

こういった現場と社内システムの橋渡しをうまくできるような

ITだけに限らず、直接業務の知識まで両立してる人間は希少価値が高いので、

ここまで揃えて高い知見・スキルがあれば社内SE求人で転職無双間違いなしです。

ということで、その他という括りで最後にお話をしましたが、結構これが重要な気がします。

私は120個資格があったので、だいたいの業界の直接業務にも一定の知見があったので、大人気の社内SE求人でも複数同時内定が出たのではないかと我ながら実感しております。

以上、社内SEに転職できる!おススメ資格のまとめでした!!

脱線おじさん

 

 

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以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!! 

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