どうも脱線おじさんです。
Java Bronzeの勉強法について、まとめてみました!
私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験概要
試験概要 1/3
Java Bronzeは、プログラミング言語でメジャーなJavaのスキルを証明できる資格です。
上から順にGold,Silver,Bronzeとあって、Bronzeは初級資格となっております。
具体的に学ぶ内容は、プログラミングの基本であるデータ型、ループ、IF文などの知識やオブジェクト指向の概要などです。
入門資格なんですけど、結構な意地悪というか引っ掛け問題が多い試験です。
正確にコードを読み解くスキルが必要なので、マグレで得点をするといった資格試験アルアルの消去法戦略などは通用しないと考えた方が良いですね。
このJava資格はプログラマー界隈では有名で、実際に私のいたIT企業でもプログラマー部署では研修期間中にBronzeおよびSilverは取得がノルマになってましたね。
それを当時、インフラエンジニアとして横で見てたので挑戦してみた次第です。ちなみにインフラエンジニアの部署はCCNAの取得が研修期間中のノルマでした。
プログラミングの基本的な構文を学べるのと、この資格の勉強をしていると
自然とコードを読み解くスピードが上がるので、
プログラミングが必須となった基本情報技術者試験とセットで挑戦してみると相乗効果が高いと思います。
試験概要 2/3
受験資格は特に無くて、誰でも受験できます。
試験はCBT方式ですので、いつでも受験可能です。
試験時間は65分で、見直しをする時間はあまり無いと思った方がいいです。
出題形式は選択式60問ですので、原則1問1分以内に解かないと時間切れになります。
じっくり考えて解く問題は厳選した上で挑まないと危ないですね。。
試験概要 3/3
合格基準は60%以上の正解です。
合格率は非公開のため不明です。
私の体感で難易度を図ると、易しめ~普通です。
プログラミング自体がそもそも受験者の適正に依存するので、そこそこブレます。
関連資格で比較するなら、LPIC Lv1と同等で、Python基礎認定より意地悪な出題が多いので難しめです。
特に注意したいのは、やはり試験時間が短くて集中力・計算力が問われることから
いくら対策していても本番で緊張してパニックになると危険な点ですね。
Javaに限らず、プログラミング系の資格はいずれもコードを解読する速度を試したいのか、試験時間がギリギリになる事が多いです。
Bronzeから受験すべき?
ここで補足です。Javaの試験はBronzeから受験すべきかについて。
実はBronzeを取得しなくてもSilverは受験可能なので、順番にBronzeから挑戦しなくても問題は無い仕組みに試験はなっております。
GoldとなるとSilverは合格必須となりますが、それ以外は関係ないですね。
受験料が1万円以上となるので、節約を意識しても良いとは思います。
また、難易度としてはSilver > 基本情報科目B > Bronzeとなっております。
以上のことから
最終的にSilver以上を目標とする場合、プログラミング経験者、基本情報以上の情報処理試験の資格を持ってる方は、Silverから挑戦でも良いと思います。
モチベ維持のために中間目標としてBronzeを受験するという考えもアリです。
私は中間目標としてBronzeも取得しました。あとは記事や動画ネタにしようと思ったというのもありますが笑
勉強法 全体像
勉強法の全体像はスライドの通りです。
あくまで目安ですが
・アウトプットに60時間
・本試験前の総仕上げに20時間
上記の流れで、だいたい100時間は勉強が必要です。
1ヵ月以上は学習期間が必要だと想定しておくのが無難。
Bronzeに留まらず、基本情報技術者や上位資格のSilverを狙うなど、先を見据えるならば
机上の学習だけでなく実際にコードを動かして丁寧に学習をしていくべきですね。
勉強法 Step1
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
オススメのテキストは2種類あります。順番に説明します。
①スッキリわかるJava入門
こちらはプログラミング未経験なら必須です。
そもそも変数やクラス、メソッドやプロパティなどの仕組みが何のためにあるのかを理解していないとプログラミングのイメージがしにくくて実力が付きません。
そこで、スッキリわかるjava入門を使い、実際に開発をするストーリーを想定して学習をしていくのが有効ということですね。
プログラミングのイロハは分かってるという方は省略しても問題ないです。
②Javaの基礎が学べる本
試験対策本としては「2週間でJava SE Bronzeの基礎が学べる本」が最適解ですね。
後述する黒本という問題集と著者が同一です。
試験対策として最強である黒本とリンクして学習できますので、プログラミング経験者でも腰を据えて確実に合格したいならば必須!
黒本を解いていて、理解できないところがあったら、この本に戻って見直しをすると効果的。
Silverの範囲も混ざってるので、そこは省略しても問題ないです。
確認問題で要点を確認しつつ、ザっと2周読んでいけば大丈夫です。
勉強法 Step2
インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!
こちらもオススメは2点あります。順を追って解説します。
①黒本
1点目は「黒本」です。
こちらは絶対に用意してやり込みましょう。
本試験と出題パターンが最も似ているので、この黒本をやり込んで出題パターン(特に引っ掛け嫌がらせパターン)を把握しましょう。
巻末の模擬試験2回分が本試験と同様、あるいは難しめといった具合。
模擬試験の内容を瞬時に理解できるレベルまで、やり込まないと1発合格は危ういので最低限やっておきたいところです。
②紫本
2点目にオススメなのが紫本です。
黒本1冊だけだと出題パターンの把握が心もとないのでサブで、こちらの紫本あるいは白本を用意して問題演習をするのもおススメです。
私はちょっと不安だったので紫本をサブに用意して勉強しました。実際に紫本から類似した出題パターンが本試験で出題されたので有用でしたね!
サブで使うのは紫本か白本のどっちかだけでいいと思います。両方やる必要はないです。
白本もやり込んだら実力は付きますが、問題を捻りすぎてるので本試験とはピントがズレてる感じしたので、私は紫本の方がコスパは良い気がします。
白本は白本で、見開きで問題と解説が見れるのと紫本よりも問題数が多いので利用価値はあります。
あくまで黒本がメインであって、サブで使う程度なので、紫本と白本どちらかはお好みでって感じです。
LPICなどで白本に使い慣れてる人は白本でも良いかもしれませんね。
勉強法 Step3
最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
テキストでやること
黒本のみでは理解しきれなかった箇所の見直しをします。
そもそも黒本の解説が丁寧なので、特に引っかかる箇所がなければ見直しは不要です。
問題集でやること
問題集の3周目以降に着手しましょう。最優先は黒本のやり込みです。
特に問題を解けるだけでなく、解説まで熟読して応用力を付けるのが大事です。
そこまで黒本をやり込んだ後に、サブで使用する紫本あるいは白本の見直しをしていきます。
まとめ
Java Bronzeのまとめです。おさらいとしてご覧ください。
感想
一見、コードだらけで圧倒されて難しく見えますが、黒本を極めれば合格可能です。
試験時間がギリギリなので、見直しをする問題は厳選しないといけないのがキツかったです。
変な話、上位資格のSilverの方が時間は余って、じっくり見直しができて気楽でした。
プログラミング入門のための第一歩として、あるいは基本情報技術者に挑戦する予定ならば
このJava Bronzeを足掛かりにプログラミングを覚えていくのがオススメですね。
以上、Java Bronzeの勉強法でした!
また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!