どうも脱線おじさんです。
私はビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)に高得点で1発合格しております!
どういったスケジュールで勉強したのか、ご質問いただくことが多いので
今回は私の勉強スケジュールについて時系列でまとめてみました。
こちらをご覧いただくことで、実際の勉強スケジュールのイメージも掴めるかと思います。

それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次

本記事の目次です。
7月、8月、9月と各フェーズごとに取り組んだ内容を解説していき
最後に試験後の私の振り返りを述べていきます。
自己紹介

私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
7月スケジュール
7月スケジュール 1/4

7月の頭くらいから、このビル管理士の勉強を開始しました。
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みました。
私が使用したのはスライドにあるスピードマスターですけど、
今は他にも良書があるので600ページ前後あるテキストであれば、これ以外でも良いと思います。
オーム社の集中ゼミなんかも私は持ってましたが、こちらでも良いですね。
使用用途は全体像を広く浅く把握することです。
細かな数字や用語を暗記するのは過去問演習の段階で取り組めばいいので気にしなくていいです。
太字や赤字で書いてあるところは「この辺を暗記する必要があるんだな~」と軽く注意する程度で読み進めましょう。
頭が痛くなるような計算問題で使う公式も出てきますけど身構えなくていいです。
それは試験で頻出の内容だけ、後々で抑えていけばいいだけなので大丈夫!
テキストを読んで内容が3割程度でもいいから入り込んでれば充分かと思います。
ということで、こちらを2週間で2周ほど読み込んでいきました。
7月スケジュール 2/4

書籍のテキストと並行して、ビル管理士総合情報.comさんの「出題傾向とポイント」をサブテキストとして使用していきました。
試験頻出事項を抜粋してまとめられてるので、試験当日まで毎日しつこく読むくらいやるのが丁度いいですね!
なんなら印刷して利用しても良いです。書籍は重いから、出先ではこっちを使うとかもアリ!
「最初からテキストはこっちだけでよくないか?」と疑問に思われるかもしれませんが
要点を箇条書きにしてまとめている部分が多いので、
いきなりビル管理士総合情報.comさんの「出題傾向とポイント」読んでも脈絡がなく、
どういった背景で要点として出てきたのかが分からなくなります。
なので前置きとして市販テキストの読み込みを推奨しております。
7月スケジュール 3/4

インプット後に、ビル管理士試験の定番対策本と言われる、赤本と黒本を使ってみました。
こちらを黒本は1周、赤本も2年分くらいやってみたんですけど
進捗がイマイチで、どうにも解説を読んでいてもシックリこなくて右往左往してました。。
そこで一旦、赤本黒本を中断して他に良い問題集が無いか探すこととしました。
結果として、次のスライドで取り上げるヤクチクをメインに使用することとなります。
ちなみに赤本は後ほど、仕上げに使いましたが、黒本は使わなくても良い気がしました。
黒本のメリットは分野を分けて問題を用意してくれてるところなのですが、
解説が所々、簡潔すぎて分かりにくいところと、せっかくわけた分野が数問しかなかったりと
分野別としている恩恵をあまり感じなかったからですね。
黒本で合格した人もいるので、諸説ありますが、私は不要派でした。
7月スケジュール 4/4

赤本と黒本を一時中断し、こちらのヤクチクさんという無料学習サイトで過去問演習を取り組んでいくように方針転換をしました。
スライドの通りで、過去問10年分以上が無料で解けます。
またビル管理士の問題演習で鉄板の赤本よりも、解説が易しいです。
専門用語をあまり使わないで、噛み砕いて問題の解説をしてくれてるので取っつきやすい教材です。
前述したように私は最初に赤本と黒本で勉強を始めたんですが、特に赤本の解説が専門用語だらけで折れました。
赤本の解説って細かく丁寧すぎて、論点とは違うところまで長文で記述してるから
最初に読むと要点が掴めなくて、訳が分からなくなるという問題点がありましたね。
そんなこんなで何か他に分かりやすい教材はないか探した結果、
運よくヤクチクさんに出会えて合格に繋がりました!
このクオリティで無料なのが、いまだに信じられない笑
というわけで最初に問題演習に取り組むならばヤクチクさんがオススメで、私は7月下旬から過去問演習をヤクチクさんで取り組んでまいりました。
8月スケジュール
8月スケジュール 1/2

8月は7月の前半で使用していたインプット教材である、
ビル管理士総合情報.comさんの「出題傾向とポイント」を毎日2項目以上、
しつこく読む作業をしておりました。
過去問演習をメインにすべき試験ではありますが、毎日少しずつ知識の穴を埋めていくことを意識してました。
どうしても人間、何事もアウトプットをしていく方が進捗を感じられて
モチベ継続がしやすいかと思いますが、そこはバランスを意識して退屈にならない程度にインプットも怠らないようにした感じですね。
最近のビル管理士試験は過去問暗記だけじゃなくて、
ある程度変化球も対応できないと落ちる試験になってきてるので、
変化球対策に過去問以上の対策をするとしたら、しつこくインプット作業も継続していくのが戦略的ですね。
8月スケジュール 2/2

7月下旬から着手していたヤクチクさんでの過去問演習を8月はフルで取り組みました。
だいたい平日90問、休日180問以上を解いておりましたね。
なまじ問題数が多いので、その日その日で解ける限り、極限まで問題演習をしておりました。
どこまでやったか分かり易くしたかったので、エクセルでリストを作り進捗管理もしておりました。
また、計算問題等は目印をつけておいて、スキマ時間以外でまとめて解くといった工夫をしました。
通勤電車等では暗記メインの分野を解いていって、机などでじっくり勉強できるときに計算問題等を解いていったということですね。
9月スケジュール
9月スケジュール 1/3

9月も8月と同様にビル管理士総合情報.comさんの「出題傾向とポイント」を毎日2項目以上、
しつこく読む作業をしておりました。
何回も読んでいると、見飽きてきてゲロを吐きそうになるんですが我慢して周回しました。
数問でも稼ぐためなら粘り強く、何回も読み込んだ方が良いです。
実際にこれが得点に繋がった点があって、特に行政概論を筆頭とした条文周りの虫食い問題の不意打ちに有効でした。
冒頭で載せた私の成績表でも、行政概論は18/20問と高得点だったのが証拠です。
私の受験した回は行政概論で科目足切りをくらう人がいるレベルで超難関でしたが、
9割取れた科目だったんで、このやり方は大正解でした。
9月スケジュール 2/3

8月と同様にヤクチクさんで過去問演習を毎日ひたすら取り組んでおりました。
ここまでやると、解説も全部暗記するレベルまで徹底してやりました。
これもしつこくやりすぎて、文字を見るだけでゲロを吐くレベルです。
9月中旬から毎日90問以上のみとし、学習コストを軽減して、
赤本での仕上げと並行着手としました。
9月スケジュール 3/3

最後の総仕上げに、満を持して、赤本を使い込んでいくこととしました。
使い方としては、この赤本は前半の2-3年分ほどの解説が長くて細かいので
その解説が細かい年度だけ使用するという使い方でもOKです。
後半の解説が薄い年度は、ヤクチクで学んだ知識で賄えるはずなんで、大差ないですね。
ということで、こちらの赤本による総仕上げを試験2週間前に猛ダッシュで2周以上着手しました。
特に気を付けたのは、解説文の中にヤクチクには載ってない数字や項目があったら、そこは追加で暗記していったという点ですね。
以上の対策を持って、ビル管理士試験に148/180問正解と、我ながら高得点で1発合格できた次第でございます。
振り返り

最後に試験の振り返りです。
インプット作業は書籍+総合情報.comの2冊戦略は大正解でした!
特に、総合情報.comを何回も読んでいくことで条文問題は変化球がきても難なく得点できたのはデカいですね。
そんなにしつこくインプットするのも、中々しんどいですが年1回しか無い試験ですから、それくらい徹底するのが丁度いい気がします。
問題集は先に赤本と黒本を使うのではなく、ヤクチクを主軸に取り組むのが最適と感じました。
赤本は解説が丁寧なんですが、悪く言うと冗長で、何が問題と直結している要点なのかが初めは全く分からないです。
そういった特徴があったので、ヤクチクで問題に慣れていき、最後の総仕上げで赤本を使い込むという戦略に私はシフトしました。
結果として高得点での1発合格に繋がりましたので、間違いない戦略かと思われます。
以上、3ヵ月でビル管理士に受かる勉強法でした!

以上になります。読了ありがとうございました。
読者の皆様の合格をお祈り申し上げます!!