低圧電気取扱者を取得するには(受講体験記)

低圧電気取扱者 設備系資格

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どうも脱線おじさんです。
低圧電気取扱者の取得方法について取り挙げたいと思います。

この資格の概要をザックリ申し上げますと…

・電気取扱作業などの危険業務従事者は受講が必要な特別教育
・2日の講習で取得可能

労働安全衛生法の規制により、電気取扱作業などの危険業務に従事する者にたいして、安全に関する特別の教育を行うことを事業者は義務づけられています。

こちらの特別教育を受講される方は電気工事士を取得されてる方も多いです。当サイトでも電気工事士の勉強方法をまとめてますので、ご覧ください。

受講料が高額なので、大半の方は業務命令で会社負担で受講されるのではないでしょうか。

こちらの資格は講習形式で取得できます。修了試験はないですが、確認テストはだいたいあります。間違ってても取得はできますけど笑

当記事をご覧頂いてる方は、どういった内容を学ぶのか、講義についていけるか、不安で当記事にたどり着いたのかと推察致します。

私も当日は不安でしたので、少しでも当記事で情報共有をして皆様の不安や緊張を緩和できたらと思います。

よって当記事は私の実体験を交えた受講レポート形式で記載させて頂きます。

記事中に「◆強調していたテキスト中の文言の一例◆」という文面で実際に確認テスト等で出題されるような内容を抜粋してますので、雰囲気を掴みたい方は参考程度にどうぞ。

少しでも、皆様のお力になれたら幸いです。頑張りましょう♪

それでは詳細に触れて参ります。

取得するには

特別教育という区分ですので、試験等はないので所定の時間の特別教育を普通に受講していたら取得できますから安心してくださいね♪

講義内容

酸素欠乏硫化水素危険作業主任者

私は上記の公益社団法人 東京労働基準協会連合会で低圧電気取扱者の特別教育を受講しました。

以下の内容はその時の体験談などを交えて、ご紹介していきます。

低圧電気取扱者

上記が私の受講票です。参考程度にアップロードしました。

1日でも遅刻してしまうと失格になるので時間に余裕をもって会場には向かいましょう。

電車が遅れたりしたら面倒くさいので、到着が早すぎるくらいがちょうどいいです。窓口や受付の人もかなーり注意して言ってくれますけど、法律上講習受講時間が厳重ですからね。。

内容は2日間の講習でした。以下、2日分の時間割を表にまとめさせて頂きます。

講習日 内容 時間
1日目(学科) 低圧の電気に関する基礎知識 1時間
低圧の電気設備に関する基礎知識 2時間
低圧用の安全作業用具に関する基礎知識 1時間
低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 2時間
関係法令 1時間
2日目(実技) 低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 7時間

どの日もだいたい11:50~12:50くらいの間がお昼休みでした。あとは講師のさじ加減によりますが、60分~90分くらいの間に1回くらい10分休憩が入ると思います。

私の受講した東京労働基準協会連合会の会場は2階以上の階はトイレが少なく並ぶのですが、1階に行くとトイレの台数が多いので混まないです。同じ所で受ける人は参考にしてください笑

また実技を受けた会場は別館で空調が効きにくく、寒かったです。自分の服装等である程度、温度調整ができるように備えておいた方がいいかも。。

1日目から順番に以下、まとめていきます。

1日目(学科)

講習日 内容 時間
1日目(学科) 低圧の電気に関する基礎知識 1時間
低圧の電気設備に関する基礎知識 2時間
低圧用の安全作業用具に関する基礎知識 1時間
低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 2時間
関係法令 1時間

初日は丸一日座学でした。ただひたすらに講義を受講してました。

試験は無いですけど、講義の内容がまとまると講師が受講者を順番に指して簡単な講義内容の質問と確認をしてました。

指されて聞かれた質問は別に間違えても大丈夫ですけど、恥ずかしいからちょっと緊張しました笑

テキスト内には難しい計算式などが出てきましたけど、参考資料として掲載されてるだけで確認テスト等には出てこないので安心して下さい。

講師が「ここはアンダーライン、チェックをしてください」と強調する箇所がありました。迷わず指示通りにテキストに蛍光ペンなどでマーキングしてください。

講義の最後に、確認テストを実施される講師の場合は、強調していた箇所から出題されます。

試験ではありませんが、間違えすぎても恥ずかしいので注意しましょう笑

以下、私が受講した時に講師が強調していた箇所をざっくりと抜粋して箇条書きしておきます。

どういった内容が確認テスト等で出題されるのか雰囲気が掴めると思いますのでご参考に。
※もちろん、まったく同じところから出題はしてきませんよ笑

◆強調していたテキスト中の文言の一例◆
・人体内部の抵抗は印加電圧に関係なく、手ー足間で焼く500Ω程度である。
・短絡(ショート)とは、故障や取り扱いミスなどによって、電気回路の線間が電気抵抗の非常に少ない状態で、または全くない状態で接触した一種の事故現象である。
・欠相状態の運転では、巻線に過電流が流れて焼損し短絡事故に発展することがある。

2日目(実技)

講習日 内容 時間
2日目(実技) 低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 7時間

2日目は夕方まで実技。

4~5人単位に班分けされて、班単位で講師から渡された機材を用いて課題をこなしていくといった感じでした。

班分けは「電気工事士・電気主任技術者を取得しているかどうか」を講師の人が受講者に聞いて、取得者と未取得者は別々に班を分けてましたね。

具体的には電流・電圧値、絶縁抵抗や接地抵抗の測定作業などを分担して実践していったり、講師から課題で出された通りにシーケンスを組んでみるといった内容。

基本的には班のメンバーと協力して課題をこなしていく感じですが、講師が見回ってくれてつまづいていたらフォローをしてくれるので安心して取り組めました。

特別教育受講後は

特別教育

こんな感じの修了証が2日目特別教育修了の直後にその場で交付されます。

会社から原本やコピーを要求されると思いますので、氏名等が間違いがないか確認して帰宅しましょう。はい、お疲れさまでした!

少しでも当記事の内容がお役に立つようでしたら幸いでございます。

 

脱線おじさん

 

また上図を目安に、他カテゴリの資格へと進出を検討するのも良いでしょう!

 

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以上になります。読了ありがとうございました。

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