どうも脱線おじさんです。
電験三種の勉強法について、まとめてみました!
私が実際に合格した後に、「これが最適解だったな」と感じた経験を元にまとめております。
「1発で合格したい、効率よく勉強をしたい」という方は必見です!
それでは本題に触れてまいります。
動画版
動画で流し見したい方はこちらをどうぞ~
目次
本記事の目次です。
自己紹介
私の自己紹介はスライドの通り。
詳細は下記の記事にてまとめてあります。
試験概要
試験概要 1/3
電験三種、正式名称は第三種電気主任技術者になりますね。
この資格がないと、電気設備の工事・維持・運用に関する保安の監督をする仕事ができない、いわゆる独占業務を持った強力な資格となっております。
設備管理、ビルメン業界では三種の神器の1つとされており、ぶっちゃけ最強の資格です。
電気・空調・防災・建築など、設備には様々な分野がございます。
その中でも電気設備の必要性・将来性の高さは突出しております。これは言うまでもないでしょう。
私は電験三種のことを、宅建の理系バージョンだと思ってます。
その心はというと、文系の仕事だと宅建は知名度・評価のされやすさが高い一方で
理系、特に工業系の分野では電験三種は持ってると一目置かれる権威のある国家資格だからですね。
私も20代の頃から電験三種には憧れてました。
そして苦節1年、1000時間の勉強をした結果。晴れて30代のおっさんになってから合格できましたので、今回はその経験を踏まえてお話をしていきます。
試験概要 2/3
受験資格は特になくて、誰でも受験できます。
試験は年2回、2-3月と7-8月に実施されております。
試験時間は科目によりますが90分前後で、いずれの科目も意地悪な計算問題は必ず出てくるので時間切れのリスクがつきまといます。計算スピードも高めておかないと危ない試験ですね。
出題形式は筆記試験またはCBTで受験ができます。
ちなみに初回受験は筆記試験がオススメです。筆記試験ならば試験日を後ろに倒せます。
つまり、単純に勉強時間を稼げるのでコレを利用しない手は無いですね。
試験概要 3/3
合格基準は60点となります。あまりにも難しい回は、まれに55点とかになったり合格点の下降調整が入る事もあります。
合格率は15%以下となっております。ちょっと前のボーナスタイムでは20%近かったのですが、最近はまた意地悪になって難しくなりましたね。
電験三種は本当に難関資格です。1番易しい3種ですら、私は15ヶ月、1000時間の勉強をしてやっとの思いで合格できた感じです。
直近で私はエネルギー管理士の熱分野の勉強をしてますが、これと同等程度の難しさで
似たような設備資格であるビル管理士や電気工事士とは次元の違う難易度になっております。
特に「理論」という科目は計算問題が9割もあり、ベクトルや虚数計算が出題されるのでマジで文系殺しだと思います。
人手不足に伴い、取得者を増やそうと国は動いておりますが依然として難関資格です。
受かるまで一日中、電験三種の事を考えてガチ恋してないと受からないです。
私はこの試験、もう受けたくないです。
科目合格制度とは?
電験三種には科目合格制度がございます。
1度合格した科目は3年間、免除ができるという制度ですね。
要するに3年以内に「理論」「電力」「機械」「法規」これら4科目の合格を揃えていけば良いという話になります。
具体例をスライドの表にて示しておりますのでご覧ください。
例えば2025年上期の試験で「理論」に合格していれば、そのあと2027年の下期まで「理論」で科目免除が利用できる感じですね。
で、2028年上期からは「理論」が復活してしまうので、それまでに頑張って他の科目も合格して揃えていきましょうというお話です。
ということで、昔は年1回しか試験が無かったのですが、令和になって現在は年2回受験ができるので追い風となっており、合格のチャンスにあふれているといっても過言ではないでしょう。
これならば、忙しい社会人でも合格の希望が見えてくるのではないでしょうか!?
勉強法 全体像
勉強法 全体像 1/2
勉強法の全体像はスライドの通りです。
電験三種は全部で4科目ございますが、対策の流れは共通しております。
今回は「理論」科目を例に解説していきます。
合格に必要な勉強時間は、あくまで目安ですが
・アウトプットに100時間
・本試験前の総仕上げに150時間
この流れで、だいたい300時間は勉強が必要です。
毎日勉強できるとしても3ヵ月以上は勉強期間がないと危ない気がします。
勉強法 全体像 2/2
過去問のやり込み量について補足です。
私が令和の新環境で合格をした経験上、こちらのスライドの通りの認識です。
過去問10年分のやり込みでは心もとなく、20年分でようやく合格圏内、30年分やり込めば安全に1発合格ができると感じました。
実際に私は、全科目30年分ほどやり込むことで、全科目80点以上で安全に合格をしております。
また難しくなった電験三種ですが、過去問からの論点を流用することが多くなり、完全新規の問題は実は少なくなりました。これは朗報ですね。
過去問を通して理解をしっかりしていけば合格できるようになってますので過去問演習のアウトプット重視で対策をしていくと良いです。
インプット
まずは試験内容の全体をイメージできるようにインプット学習に取り組みましょう。
オススメは誰でも分かる電験参考書です。
こちらは電子書籍のみとなっておりますが、フルカラーで非常に読みやすいです。
また、ルートや三角関数など、数学の初歩も解説してくれてるので文系でもコレ1冊で電験に必要な数学もしっかりとマスターできます。
この段階では、試験の全体像・雰囲気を掴むことを目的として学習を進めていきましょう。
具体的には用語、電気にまつわる概念の理解、公式の成り立ちについて触れていけば充分です。
この本に限らず、テキストの合間に確認問題等が収録されていると思いますが、いきなり問題は解けなくて大丈夫です。
変にここで解けなくて、真面目にやりすぎると挫折の元なので気にしなくていいです。
私も電験三種の勉強はじめたての頃は9割以上、問題をまともに解けなかったので、それが普通です笑
ということで、ざっとテキストを3周ほど読み込んでいきます。
アウトプット
インプットが完了したら、問題演習でアウトプットをしていきましょう!
オススメは誰でもわかる過去問題集です。
テキストとセットで誰でも分かるシリーズを使うと効率的に学習ができます。
電験三種のような有名資格ともなると、いろんな予備校が対策本を出版してますが、その中でも途中式の丁寧な記述という点では他社の追随を許さない、非常に読みやすい解説が特徴的です。
私はこの本の途中式を目で追ってトレース作業をすることで、自分で真っ向からノートに書き込んで計算をすることなく時短で勉強を済ませて合格できました。
近年の電験は過去問回しでパターン把握が合格への近道なので、とりあえず直近の過去問10年分をやり込んでいきましょう。
また、応用問題であるB問題は本当に難しいです。
これはそもそも、基礎問題であるA問題を解けないと分かる訳がないです。
よって、基礎のA問題をこなして自信をつけてからB問題には着手するって流れもおススメですね。
以上を踏まえて、問題演習を3周以上やり込んでいきます。
総仕上げ
最後に本試験前の総仕上げをしていきましょう!
直近の過去問10年分をマスターしていったら、更に20年、30年分の過去問を追加投入します。
オススメの教材は誰でも分かるシリーズの過去問とオーム社の過去問ですね。
私は過去問30年分やり込んだ結果、全科目80点以上で合格をしています。
ここで徹底的に勉強の鬼になれば、狙った科目は一撃で合格できること間違いなしです。
近年の電験は1990年代の過去問を流用することもあるので、やり込む価値があります。
また、科目合格制度がない時代の問題は直近の問題より簡単です。
ここまできたら意外と気楽なので、サクッと過去問30年分マスターできると思いますね。
ということで、試験直前まで命懸けで過去問30年分勉強したら合格できます!
まとめ
電験三種の勉強法のまとめです。
感想
最後に試験の感想を述べて締めくくりたいと思います。
今までお話してきた方法で、私は科目合格制度を利用して3回受験、1000時間の勉強で電験三種に合格できました。
私は130個資格を持ってる勉強の鬼ですが、この資格は個人的に1番しんどかったです。
特に「機械」「理論」は意地悪な計算問題だらけで、じっくりまとまった時間を確保しないと問題演習ができなかったので辛かったですね。
「理論」は数学の延長って感じだったので直感的に解けるようになったんですけど、「機械」は専門的過ぎて何を言ってるのか分からない内容が多かったです。
多くの方は「理論」が1番難しいと言いますが、私的には「機械」が1番しんどかったです。
まあこれは人それぞれでしょうかね。
この電験三種、鬼畜難関資格として有名ですが、ビル管理士やエネルギー管理士と違って年2回も受験できるし過去問からの類題が多くなったので理不尽度は低くなった気がします。
要するに努力した分だけ点数が伸びる、良い試験になったと思います。
難易度的にはビル管理士の方が簡単ですけど、あれは理不尽な問題が多いので運ゲーです。
とにかく過去問30年分、叩き込めば合格できる努力が報われる資格ですので、是非挑戦してみてください!
以上、電験三種の勉強法でした!











